ネルは節分なるものに反対です!
真冬の夜中だというのに、わたしに何の断りもなく突然窓を開け放って「鬼は外」なんて大声で言って豆粒をまかれて迷惑千万です。 わたしは豆なんか食べないし、当たったら痛くて損だし、部屋に冷たい風が入ってきてとってもいやです。
寒いときは暖かくしてじっと寝ているのが一番にきまっているのです!
タカシに至っては、鬼のお面をかぶってバットを持ったりするので何をするかわかりません。 鬼に金棒とは言いますが、ガキにこん棒は危険です。 でも、そこでひるんだりすると猫の沽券にかかわるので、逃げたりなんてできません。 わたしがライオンズのバットなんぞを恐がると思われては後々のためになりませんし、なにより家族の中で地位が上の者としての示しがつかないので、逃げずにタカシの前でがんばることにしました。
それにしても「鬼は外」と言って豆をまくのは良いとして、「福は内」と言うときにも豆をまくのはどうしてなのでしょう。 福だって豆を投げられては逃げていってしまうのではないでしょうか? わたしには、人間のやることは合理性がないように思えます。
以前、猫の冬の野菜「からす麦」について紹介しましたが、ネルの小屋をご覧頂いた田中さんより「からす麦」についてご質問を頂きました。 写真は道路のつつじの植え込みに生えていた「からす麦」です。 この写真では他の野草との違いがわかりにくいですが、四月頃になると穂が出て見分けをつけやすくなります。 猫に食べさせるときは、水できれいに洗ってからあげることをお勧めします。