さて、私たち猫は、狙う獲物に低い姿勢でそっと近づきます。 猫族は誇り高い狩猟民族なので、戦いに適した優れた体型になっているのです。
人間も「ほふく前進」などといって腹這いで進んだりすることがあるようですが、わたしたちの真似ではないでしょうか? 足の長さが災いして、ぶざまで見ちゃいられません。
わたしと同族のライオンやチータを見ればわかるように、狩人はいざと言うときの瞬発力がものをいうので、お昼寝も大切な日課なのです。
暑い夏には、冷たい板張りの廊下の風の良く通る場所を探して、ゆっくりとお昼寝をすることにしましょう。
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ネルの小屋ばっくなんばー
今月のネル物語
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