2009年11月のパスカルのおもちゃばこ
こんにちは、パスカルです。
いやあ、さむくなったね。暖かい日もあって、それが何日か続いたりするけど、確実に冬が近づいてる。そういえば、TVの天気予報の時間に「立冬」とか言ってたっけ。いやだなあ、寒くなるのは。
・・・・・ってことよりも、もっと重大なこと!! 僕はこの間から大変腹をたてている! 百(もも)に対してかなり怒ってる!!
あいつはまだガキだし、この家に来る前はノラさんに近い生活のときもあって、そんな時はこわーい先輩ノラさんにすごまれたり、いじめられたりってこともあったようで・・・、まともな躾も受けていないし・・・と大目にみてきたんだ。これまではね。
ところが・・・僕一人が優雅に暮らしているこの家に百がきて、かなり僕の平穏かつ静寂な日々は侵害をうけてる。でもあいつは野育ちみたいなものだし、外に出たくてミーミー啼くのも(まるでアルプスの山が恋しいといって泣きじゃくるハイジみたい!!)可愛そうな感じだし。 一日に数分ずつ、かあさまが洗濯物をベランダに干す間と取り込む間だけ許されてベランダに出して貰えるのを心待ちにしている百をみて「週に2回ほど短い時間、外で運動させてもらえる収監中の人」みたい」って、いじらしく思ったこともあったよ。
でも、今回は本当に頭に来た。ことの発端は爪とぎのマット。僕のに加えて百のもあったんだけど、百は外箱をくいちぎる悪癖があるから、すぐにボロになってしまう。
自分のがダメになると僕のをやるんだよ。
で、パパが僕用に新しいのを納戸から出してきてくれた。そしたら、あいつどうしたと思う?さーっと新しい方の上にのっかってつばを大量に出して、自分の匂いをたーくさんつけたんだよ。
呆然としてる僕をみてパパはもう一つ新しいのを出してきて、パスカルの「P」と書いてくれた。でも無学文盲の百は、Pも自分の頭文字のMもわからないさ。
で、僕も慌ててたくさんなめて、Pの方に唾液をいっぱいつけて、匂いで「僕のもの宣言」をしたってわけ。いやあ、この手のバトルはこれからも続くんだろうなあ。やれやれ。
では又、来月ね。
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