こんにちは、パスカルです。
寒い日が多くなってきたね、家の中でもホットカーペットやストーブが使われるようになったんだ。
でも、僕だけで留守番のときは、暖房はないから(かあさまはしょっちゅう出かけるから、僕一人の留守番タイムがやけに多いんだ)僕は、ベランダから陽の光が入って温室みたいにあたたかいリビングの、それも一番お陽さまの光が浴びられるところに、丸くなってウトウトしていることが多いよ。
十分温まったらあおむけななって、ゴロゴロしたり、ウーンと伸びをしたり、この頃は一人でいる時間も快適に過ごせるようになってきた。

でも暖房が消えた夜中はとても寒いよ。 リビングもしんしんと冷えてくるから、そんなとき僕は、誰でもいいから、家の人の布団の上で横になっておなかを冷やさないようにしたいと思うんだ。
でも兄ちゃんは部屋に入れてくれないし、頼みの綱はパパかかあさまだけど、かあさまのところにいくのは、ちょっとヤバい。
なぜかっていうと、かあさまは僕を暖房器具みたいに思ってるんだ。(かあさまが僕を利用して賢く暖をとろうとしてる話は先月もしたけど)
南米のどこかの国に生息している、ほとんど毛のない犬がいるんだけど、それはアンカ犬といって寒いときには(高地で冷えるらしい)人がその犬を抱っこして暖をとるんだって。
で、かあさまいわく「パスカルは何もお手伝いなんかしないんだから、せめてアンカ猫になりなさい」だってさ。
でも抱っこされてると暑いし、息苦しいし、布団蒸しになるのは嫌だし・・・・・。
だから僕は、かあさまが眠る時間が近づくと、TVの裏側のスペースに入り込んでつかまらないようにしたり、クローゼットの上に飛び乗って、夜も更けてから布団の上に移動したりと大変なんだよ。
では、又来月ね。
PS.夜中にそっとクローゼットからはい出てきた僕が布団のうえに乗っかてると、朝になって必ず「夕べはパスカルが上に乗ってたおかげで悪い夢を見た」とか言われるんだよ。
ったくもうやんなっちゃう。
つぎのぺーじ
バックナンバー
今月のおもちゃ箱
ひょうしのページ