2001年6月のパスカルのおもちゃばこ


 こんにちは、パスカルです。
お天気的には申し分ない日々なんだけど、この1ヶ月(いや、もっとか?)ほど、ぼくの心にはドロドロのマグマのように不満がたまっている あまり腹が立つから、ストライキでもやろうかとは思ってみたものの、別にぼくがスト張ったところで、誰も困るわけじゃないしなあ。
ハンガーストライキって手もあって、そしたら家の人はちょっとは心配して「思い当たるフシがある」って気づいてくれるかもしれないけど、ぼく、食欲には勝てないしなあ。
怒っている理由はこうなんだ。 1つは4月のはじめに(ぼくにとっては本当に突然)又、飛行機に乗せられて、福岡へ連れていかれたこと。
そのあと、5月のはじめに、家族みんなでどこかへ出かけたんだ。 2・3日前から、かあさまが何か言ってたらしいけど、ぼくはほとんどの場合、うつらうつらしているから、聞きもらしてたのかな。
とにかく、待っても待っても誰も帰ってこないんだ。 はじめは「いつものお出かけか?」と気にしてなかったぼくも、さすがに夜になると慌てたよ。 そういえば食べ物も水も何カ所かにあって、朝、缶詰をくれたっけ。 でも、このあとどうなるかとっても心配で、ごはんもほとんど食べられなかったんだ。
次の日、遅くなって皆帰ってきたんだけど、ごはんがあまり減ってなかったから、すごく心配してくれたよ。(ここまでは、まだ許す。 緊急の用事だったらしいしね。)
 ところが2週間ほどして、またぼくは置いてきぼりをくらった。
今度は、正真正銘の旅行だったらしい。 朝、(うかつに)缶詰にうつつを抜かしている間に皆で出かけちゃった。
 今回はぼくはごはんをしっかり食べたんだ。
「腹が減っては戦はできぬ」というからね。 でも・・・帰ってきた家の人たちは「あ、今度は食べてるよ。留守番になれたのかな」だってさ。
許せないだろ!!
  では、また来月ね。

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