2002年6月のパスカルのおもちゃばこ
こんにちは、パスカルです。
このあいだTVの天気予報で言ってたけど、沖縄は、もう梅雨に入ったんだって。僕のいるこのあたりも、そう遠くない頃に毎日雨が降るようになるのかなあ。ま、外に出ない僕としては、あんまり関係ないんだけどね。ベランダまでしか出ないし、雨で濡れてるときは出なきゃいいんだし・・・。
あ、ベランダと言えば、10日ほどまえにちん入者(?)があって、おかげでその日はぼくにとっては、「わけのわからない1日」だったんだヨ。
ベランダに不意に降り立ったモノ・・・といっても泥棒とかじゃないよ。一羽の鳩。まだ細い体で目が丸くて、可愛いナーと思って窓ガラス越しに見てたら、鳩が・・というより鳥全般が嫌い、むしろ鳥類に異様な恐怖心を持っているかあさまが騒ぎだして「あ、鳩が来ちゃった・・早く飛んでいかないかな、・・それよりパスカルが跳びかからないように絶対戸を開けないで!!」と兄ちゃんに言うなり、僕を抱えて別の部屋へ走っていったんだ。その部屋で僕と一緒にじーっとしててくれりゃまだいいのに、鳩がまだいるかいないか気になって仕方ないらしく、かあさまはリビングへ。僕は、閉じこめられて気に入らないからドアをバリバリ引っかいて抗議の態度に出たんだ。
何回かそんなことの繰り返しで、結局、3時間以上、僕はドアをバリバリやって、ちょっと出してもらって、また閉じこめられて、ということをやってたんだよ。
あとで兄ちゃんとかあさまが話してたところによると、鳩はちょっと弱ってるみたいで、うちのベランダでゆっくり休んでいたかったらしい。足に輪っかがついているから「伝書鳩かな?」と兄ちゃんが番号を読みとって、インターネットと電話で飼い主を捜して取りに来てもらったらしいよ。その間、十種雑穀をバラまいたり、パンをちぎってやったり、飼い主が来るまで鳩を段ボール箱に入れてやったり、兄ちゃんは大活躍。まだ2ヶ月の子鳩で、間違って飛んじゃったみたいで、大宮の遠い所からきたんだって。
この日ばかりは、かあさまも兄ちゃんに大感謝だったと思うけど、僕は僕で、兄ちゃんから「いきなりとじこめてごめんな」と撫でてもらって、ちょっといい気分・・・だったヨ。
では又、来月ね。
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