2003年7月のパスカルのおもちゃばこ
こんにちは、パスカルです。
まだ・・・梅雨の最中・・・だよね。じとーってしてたり、カーッと暑かったりで、デリケートな僕にとっては何とも暮らしにくい季節。
例によって、クーラー嫌いの兄ちゃんとかあさまのせいで、今年の夏もさぞかし暮らしにくいだろうなと予想してるんだけど、この家で夏を過ごすのは初めてだから、どうなるのかな。意外と風がすーっと抜けていく気もするし。
でも、「暑い、暑い」って思いが顔にでちゃうと、兄ちゃんが「パスカルおまえ、毛皮だから暑くてたまんないだろう。毛剃りしてやろうか。どこにもないユニークさ、狙ってみない?」なんて言うから、僕は涼しげな顔をして、なるべく人の来なさそうなところへ行ってクターッとしてるんだ。
ま、誰か家にいるときは、それでもリビングをウロウロして、「ひょっとして缶詰、あけてもらえるかな」って期待しながら遊びの相手になってあげるんだけどサ。パパは会社、兄ちゃんは学校で日中はほとんどいないし、頼りのかあさまは、買い物だ、図書館だ、スポーツクラブだ、お出かけだと、これまた留守がち。だから、朝ごはんを食べたあとは、クターッとしついでにうつらうつら。暑いけどいくらでも眠れちゃう。
で、夜は皆とリビングにいて皆が眠る頃に寝たふりをするんだけど、”寝たフリ”がそう続くわけもなく、大体3:00amくらいにお目目パッチリになっちゃう。それでもちょっとはじーっとしてるよ。でも4:00〜4:30になると、もう退屈で手持ち無沙汰で「誰か起きて遊んでヨォ」と最初は遠慮気味に、段々大声で啼いてやるんだ。
兄ちゃんはまず起きない。かあさまも「眠り下手で・・」という割には起きてくれない。気づいていても頑として起き上がらない。
このときだけはパパはいい人で、朦朧としながら起きて僕と「階段鬼ごっこ」を少しだけやってくれる。この家で本当の味方はパパかも、と思い始めたほどだ。「早起きは三文の得」というほどいいことはないけど、ちょっとは楽しい。当分の間、夜中の階段鬼ごっこはマイブームになりそう。
じゃ又、来月ね。
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