2005年11月のパスカルのおもちゃばこ


 こんにちは、パスカルです。
 急に寒くなったね。もう、フローリングの床の上は少しひんやりするから、この頃、僕は家の人の布団の上がお気に入りの場所になったよ。 もちろんお天気のいい日は、ベランダでゴロゴロもいいけどね。
兄ちゃんの部屋は、昼の間のお陽さまの光の当たり具合がいいんだ。 ここの部屋のドアは、僕は器用に開けられるから兄ちゃんが大学に行った後すーっと入っていって、夕方になるとまたそーっと出てくる。
 この頃は、部屋のあちこちのものを散らかしたりしないから、僕が留守中に入りびたりなのを兄ちゃんは知らない・・・筈だった!
ある日、休講か何かで早く帰ってきたことがあって、僕がベッドを占領してるから驚いてたよ。
 もう11月に入っちゃったけど、10月31日はハロウィーンというお祭りだったって。もともとは、スコットランド、アイルランドではじまったんだけど アメリカで盛んなのは僕も家の人の話で聞いてた。ここ数年、日本でも仮装をやる人が多くなったらしいね。 何日か前に、商店街を仮装した人が行列してたのもみて、「私も、まじりたかった」なんていってたよ。 兄ちゃんも大学のサークルで、ハロウィーンパーティーをやったようで、かあさまに教わりながら、パンプキンパイを焼いたり、仮装用のグッズを 探したりしてた。
でも、僕にはあまり関係ないことだね。だって、パンプキンパイとかパンプキンポタージュとかを、かあさまが作って、「パスカルもどう?」なんて 言ってくれても、ありがたくないもんね。(その前の前の日くらいに銀だらの西京漬けを焼いたときは、声かかんなかった!!)
聞き捨てならなかったのは、兄ちゃんかかあさまがボソッと言ってた一言。「パスカルがもう少し人見知りというか外見知りしなきゃE.T.みたいに小さいお化けの仮装させて連れていくのに」だって。冗談じゃないよ。その映画をTVでやってたときに僕もちらっと見たけど、あんな布をかぶせられて、しかも外へなんて 絶対にいやだねっ!
                              では又、来月ね。

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