ネルの街 蕨(わらび) 
 ネルと家族のまち埼玉県の蕨市は、日本でいちばん小さくて人口密度が高い市です。(たぶん今でも人口密度が日本一です)
 このようにいうと、いかにも住みにくそうな街に聞こえてしまうかもしれませんが、ほんとうは、道を歩いていてもなつかしさを感じさせてくれる昔情緒の残った街なのです。
 蕨は昔、中山道の宿場だったところで、江戸からは板橋宿の次、荒川を渡って最初の宿場町でした。
  



旧中山道の本陣跡



蕨市立歴史民俗資料館
(本陣記念碑の隣にあって、昔の蕨のことがわかる資料が展示されています。
JR京浜東北線の蕨駅西口から徒歩約15分、入場無料!)

旧中山道は、現在その大半が拡幅されて国道17号線となっていますが、蕨市周辺では国道とならなかった旧街道が昔の佇まいを見せてくれます。
秋におこなわれる宿場祭りでは、この道を大名行列が練り歩きます。


 中山道ふれあい広場と蕨北町交番(右側の土蔵作り)は、国道17号線と旧街道が 交差するところにありますが、お巡りさんより銭形平次が似合いそうです。

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